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   木村香順作品展



 昭和時代、駒製作と駒台製作で名を馳せた天才駒師・指物師、「木村香順」。当社のHPをご覧頂いているマニアの方なら
「香順」の名はご存知のはず。

 「木村香順(きょうじゅん)」は実は木村茂夫とその子木村香一・順二3名の銘で企画・渉外を父茂夫が、もっぱら指物は長
男香一が、駒製作は順二があたっておりました。関係は豊島龍山の初代太郎吉・数二郎の関係に似ています。

 師は駒は年に一作のみ、納得のいく作品だけ世に出したと聞いています(古駒鑑定家鵜川善郷氏談)。
 私も数組拝見したことがありますがいずれも逸品でした(現在当社のHP「トウシン名品館」に師の「菱湖」を展示させていた
だいております)。
 駒台は一本脚のみ。下板が独特の形状をしています。連盟のタイトル戦用の駒台(楓一本脚、最近では名人戦第二局に使
用されておりました)が「木村香順」の作品です。

 今回の展示作品は「木村香順」のファンの方が順二師(茂夫師ご逝去の後は製作活動をなさっておられません)宅を訪ねた
際に古い在庫を発見したものです。   
                                                                  長谷川 拝



  木村香順作駒台




  島桑駒台  高さ27.8cm








  神代欅駒台  高さ27.4cm








  黒檀駒台  高さ27.1cm








  桑杢駒台  高さ27.0cm








  紅木駒台  高さ27.3cm  








  漆塗駒台  高さ26.3cm








  紫檀駒台  高さ25.9cm













 



黄楊蝋仕上   高さ27cm








黒檀磨仕上   22.7cm 



 





タモ杢拭漆仕上   27cm  





 




桑木地仕上   25.4cm 



 

 





屋久杉宇造仕上   28.5cm 





 

 



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