▲日本産本蛤(日向スワブテ)碁石33〜32号/花梨製碁笥・那智黒石付▲



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 日本産本蛤(日向産スワブテ蛤)製の碁石です。
 
 有名碁盤店で「幻の・・・」として販売されるほど貴重な日本産本蛤製です。
 もちろん、碁を打つ道具としてはメキシコ産蛤で十分だろうと思います。
 ただ、日向スワブテ蛤の謎めいた美しさはメキシコ産では決してうることができません。

 実際に使用した方はお分かりだと思いますが、非常に鉱物的で重くまさに碁「石」、宝石という感じです。
 日本産本蛤碁石をお持ちの方がメキシコ産を(碁石ではなく)碁「貝」と言われるのもうなずけます(スワブテ蛤が海底
に沈み数百年をかけて化石化したものだそうです、吉田寅義著「碁盤将棋盤棋具を創る」より)。

 32号(厚さ8.8mm以上)・33号(厚さ9.2mm以上9.5mm未満)が混在しています。新品時の等級は不明ですが
おそらく月印(花印と思われる石が十数個ありました)と思われます(現在は経年による黄ばみ等があります)。

 専門家による精査はしておりません。私がざっと確認いたしました所目視してわかる範囲のカケホツはないようでした。
厚さにつきましては私がノギスで簡易計測いたしましたところ33号が約110個・32号が約70個くらいでした。

 もちろん数も定数(180個・本品は180個)充足しています。
 那智黒石(181個)、花梨の碁笥(経年の割に程度良好です)が附属いたします。盤は付属いたしません。



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