▲秘伝・大橋作銘入栓印籠形目潰籠目駒返本捻組格子駒箱▲桐共箱付 新品
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おそらく初めてご覧になる方は木を薄く裂いて編んだ品かと思われたのではないでしょうか。
実は私も実見したにもかかわらず最初はそう思いました。
超高級組子細工美術家具建具製作の第一人者秋田の組子細工の名人、大橋茂師の作品、目潰籠目駒返本捻組(め
つぶしかごめこまがえしほんひねりくみ)格子駒箱です。新品です。
「駒返本捻組」は古くから秘伝とされている技法だそうで、あたかも竹材のごとく編んでいるように見えますが実は一本
一本の部材を特殊な技法により組み上げてゆきます。古くから秘伝されていたもう気の遠くなるほどものすごい技法です
。
途中段階まで組んだ部材を見本にいただきましたのでご覧下さい(HPの写真20・21)。完全に組みあがると二度と分
解することはできないそうです。
材は栓、駒返本捻組をあしらった天板に加え黒柿の回縁、従来の駒箱とは趣が全く違います。さすがにものすごい完
成度の高さ。高度な技術と時間を惜しみなく投入した美術品とも言える作品です。
今回は特に取り外し自在のビロードの内張りを施して(駒袋なしで)駒を収納してもキズのつかない特別バージョンです。
裏面には師の落款がはいります。
本捻組部材見本、写真の駒は附属いたしません。
サイズ 約10.4cm*約10.4cm 高さ約9.3cm 肉厚(蓋)約5.2mm
手を離して蓋が閉まるまで約3秒ほどでした。
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