数ある駒師のなかでもひときは華麗、巨匠国井香月を師に持つ會田一舟（本名昭二１９４７〜）の作品です。　　新品です。

　天童高級駒の父、名匠香月の後継と目されながら道半ばにして不慮の事故。伝統工芸師を返上、刀を置いて雌伏数年。駒師會田一舟、遂に製作を再開いたしました。
　木地の良さはもちろん、洗練された字母と上品な盛上、仕上の丁寧さ、どれをとっても第一級の作品です。

　本作品より銘を「一舟」から「會田一舟」に替えています。天童の量産型の方式を改め「一作入魂」、直販方式の東京駒のスタイルに・・・、そうした師の覚悟の現れかと思います。

　書体は「清安（きよやす）」、江戸時代から伝わる伝統の書体です。源兵衛清安（細字の清安）との比較から「太字の清安」とも呼ばれています。
　木地は島黄楊、文句なしの虎杢。この木地はすごい木地だと思いました。
　盛上工程の前に瀬戸玉という道具で磨いて木を締めるそうで硬く、金属的な澄んだ音がします。全ての駒の表裏を私のＨＰにＵＰしてございます。是非ご覧下さい。

　余り歩は３枚です。
　サイズ（縦＊横＊厚さ）　王将32.4＊28.9＊9.1　　歩兵27.3＊22.9＊7.7

　會田一舟師の署名・落款付桐製平箱が附属いたします。




▲會田一舟作清安島黄楊虎杢盛上将棋駒▲新品/作者署名入桐製平箱付





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