現代美術駒台・駒箱の第一人者、奥山正直師の島桑筍杢拭漆仕上矢倉（四本脚）駒台・同じく島桑杢拭漆仕上駒箱のセットです（筍杢と
は幹の最下部の根のはる部分から木取するそうです、もちろん板目とは味が違います）。新品です。

　このセットは凄いです。材は師の十八番、島桑。駒台・駒箱を隅丸で合わせた師の作品中最高峰の品です。
　もちろん何回も漆を重ねた丁寧な仕上げです。新品です。

　駒台は脚が下部でやや広くなるデザイン（末広）、対局者から見たとき（斜め上から見たとき）に平行に見えます。隅を丸く落とした粋なデサ
インです（隅丸の駒箱に合わせたものと思われます）。天板の裏面に落款がつきます。

　駒箱は製作難度最高峰、隅丸。もううまいの一言。
　奥山師の継ぎ方は雇核留（やといざねどめ）、そとからトメが見えません。（雇核留とはチギリ留めのように外からは見えませんがチギリ留め
よりも数段高度な技術を要する製法です（見にくいと思いますが写真をご参照ください、同写真２４）。

　手を離して蓋が閉まるまで約３秒ほどでした。流石ですね。

　奥山師の署名落款付桐製収納箱（共箱・蓋の裏面に奥山師の直筆署名・落款入りです）・駒箱にピッタリサイズの駒袋（師の駒箱のサイズ
に合わせて特注するそうです）・共布付です。

　サイズ　
　駒台　約１１．７ｃｍ＊約１１．７ｃｍ　　高さ約２９．３ｃｍ（概ね６．５〜７寸盤用と思いますが念のためお手持ちの盤の高さをご確認ください。）

　駒箱　約１０．４ｃｍ×約１０．４ｃｍ　　高さ約７．５ｃｍ　厚さ約５．０ｍｍ

　


　奥山作島桑筍杢拭漆仕上矢倉駒台・隅丸駒箱・署名入収納箱付新品





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