この駒は面白い。その迫力、存在感。相当の上手の手のよる作品と思われます。
本作にはなぜか作者銘・書体銘がありません。
書体は八代目駒権が命を削って挑んだ深彫の書体、「蜀紅(しょっこう)」と思われます。
問題は作者。その正確さ、深彫りの迫力は只者ではありません。なぜ、銘を伏せたのか(通常は駒字・銘同時に漆を入れます、従いまし
て本作は仕掛品ではなく敢えて銘を伏せたと考えるのが論理的・・・か)。ただ、作風・駒形から八代目駒権自身の作ではない・・・とは思
いますが・・・。謎。
木地は島黄楊根杢。ご覧のとおり非常に味の良い木地です。私のHPに全ての駒の表裏をUP致しましたので是非ご覧下さいませ。
恐らく未使用かほとんど使用されていないと思います。状態は完璧。美品です。
余り歩は1枚です。
サイズ(縦*横*厚さ) 王将32.5*29.8*8.7 歩兵28.0*22.7*7.5
撮影に使用いたしました桐製平箱が附属いたします。平箱は経年による変色等のイタミがあります。
▲作者不詳蜀紅島黄楊根杢彫将棋駒▲桐製平箱付
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