この駒箱は凄いです。東海の名工松浦清治師の新作、隅丸拭漆仕上駒箱です。新品です。

　今回の作品は隅丸、隅丸は非常に高度な技法だそうで材料も手間も通常の駒箱の倍ほどかかるといわれています。二重チギリ
が粋な感じ。非常に完成度の高い作品です。
　蓋の天板は（単なる接着ではなく）はめ込み式（駒箱によく有り勝ちな蓋の天面と側面の微妙なズレが生じません）、もちろん蓋の
下部、内箱の上部にトメ（チギリ）が埋めてあります。

　木地は駒箱材の最高峰、島桑。拭漆に磨かれて雅味ひときわです。気に入りました。
　松浦師の作品には裏面に師の落款が入ります。本品ももちろん落款入りです。手を離して蓋が閉まるまで約１秒ほどでした。

　サイズ　約１０．３ｃｍ×約１０．３ｃｍ　高さ約７．８ｃｍ
　師の落款付桐共箱・共布・栞が附属いたします。





トップページ