日本産本蛤(日向産スワブテ蛤)碁石、35号(後述します)です。
有名碁盤店で「幻の・・・」として販売されるほど貴重な日本産本蛤製です。
もちろん、碁を打つ道具としてはメキシコ産蛤で十分だろうと思います。ただ、日向スワブテ蛤の謎めいた美しさはメキシコ産で
は決してうることができません。
実際に使用した方はお分かりだと思いますが、非常に鉱物的でまさに碁「石」、宝石という感じです(日本産本蛤碁石をお持ち
の方がメキシコ産を碁「貝」と言われるのもうなずけます)。全ての白石の表裏をHPにUP致しました。ご覧下さい。
35号(厚さ9.8mm以上)、新品時の等級は不明ですがおそらく「雪印」もしくは「月印」と思われます。
私が精度1/100mmのデジタルノギスで計測いたしました所、1/100mm単位で厚さの不足している石(9.78mm等)が数
個ありました。おそらく34号が混入した物ではなく(通常の34号にしては厚すぎるので)、製作当時のノギス(アナログノギス、
古くは木製のノギスも使用されていました)の精度でしたら35号であった石だと思います。従いましてタイトルは「35号」と謳わ
せていただきましたが正確には「35号として製作された品だと思われますが極僅か、1/100mm単位で厚さの規格を満たさな
い石を含む(極極厳しく申せば34号)」ということになります。
メキシコ産の混入・目立ったワレ・大きなホツはザッと目視した限りではないようでしたが精査はいたしておりません(恐らく小
さなワレ・ホツはあると思います。又メキシコ産の混入はないと思いますが専門家の精査は経ておりません。写真でご判断をお
願い致します)。
全ての石の表裏を私のHPにUPいたしました。是非ご覧いただきご確認をお願い致します。
もちろん数も定数(180個・本品は180個)充足しています。
那智黒石(181個)・写真の碁石袋が付属いたします。黒木碁石店の桐の碁石箱が付属いたしますが本作の制作碁石店は
不明です。
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