「宗芳」、私は初めて拝見した銘ですが、彫の技術といい、洗練された字母といい、一目タダモノではない感じ。伺いましたとこ
ろ名古屋の上手だそうです。
書体は「菱湖(りょうこ)」、幕末三筆と謳われた江戸時代の書家・巻菱湖の銘です。その華麗さから数ある書体のなかでも特
に人気の書体です。
本作は珍しい桑木地。黄楊に比してやや軽い感じが致しましたがもちろん実用可能です。すべての駒の表裏を私のHPに
UPいたしましたので是非ご覧ください。
20年近く前に福井の専門店にて購入いたしました。「その貴重性は島黄楊の盛上駒に匹敵する」とのことで40万円ほどであ
ったと思います。以来数度棋譜並べに使用いたしましたがほとんど付属の仕切りつきの駒箱に保管したままでしたので状態は
僅かなスレ・経年による変色等を除けば新品同様といえると思います。
余り歩は2枚です。
サイズ(縦*横*厚さ) 王将32.9*28.3*9.7 歩兵27.5*21.9*7.6
写真の仕切りつきガラス内蓋付き高級桐製平箱が附属いたします。駒箱はラベルの貼付と経年による変色等がございます)。
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