天童高級駒の巨匠、伝統工芸師桜井掬水(本名和男1948〜)の作品です。
現代作家では児玉龍兒師と並び(作品・価格共に)最高級に位置づけられる駒作家だと思います。
書体は「水無瀬」。権中納言水無瀬兼成卿所縁の書体と思われますが不詳、最近の研究では水無瀬兼俊卿(兼成の孫)の銘をもと
に製作されたという説が有力です。
本作は木地が秀逸。御蔵島黄楊自然木(植林ではない自生した黄楊/桐箱蓋裏表記参照、植林木に比して目が詰んで硬く、駒木
地により適するといわれています)糸柾。木地の良さには定評の師の作品群にあってなお自然木は貴重です。私のHPに全ての駒の
表裏をUP致しましたので是非ご覧下さいませ。
昨年六月の納品(蓋裏表記)、未使用品です。もちろん新品同様です。
余り歩は2枚です。
サイズ(縦*横*厚さ) 王将31.9*28.4*9.2 歩兵27.6*22.8*7.3
写真の掬水オリジナル、吉田宏介作掬水著名落款付高級桐平箱が付属いたします。
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