▲史龍作蜀紅薩摩黄楊孔雀杢彫将棋駒▲桐製平箱付
異才。昭和の駒師、史龍(本名川口四郎)の作品です。
「史龍」は昭和50年代に活躍した四国の先生で、当時(師の作品は)将棋雑誌(近代将棋誌)の表紙を飾るほどの人気でした。作
品数が非常に少なく、状態の良い作品は今ではめったに見つけられません。
書体は「蜀紅(しょっこう)」に間違いないと思いますがなぜか書体銘はありません。代わりに「忍」の一字。異才、史龍らしい作品
です。
本作は木地が秀逸。書体を意識してか大阪の彫り師が好んだ薩摩黄楊ですが、中でも最高ランクの孔雀杢。師の作品中、屈指
の品だと思います。
僅かにスレ等の使用感のある程度、恐らく昭和50年代の製作と思われますが経年の割りに状態は良好です。
余り歩は2枚です。
サイズ(縦*横*厚さ) 王将31.5*28.1*9.5 歩兵26.6*22.3*7.6
写真の内蓋付桐製の平箱が附属いたします。
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