▲大竹竹風作淇洲島黄楊孔雀杢盛上将棋駒▲仕切付高級桐平箱付
東京駒の流れを汲む最後の駒師、巨匠大竹竹風の作品です。
初代竹風(故大竹治五郎師)は木地師であった父とともに奥野一香商店の職人、松尾某の工房に駒木地を届けるうちに見よう見まねで駒作りを覚えた・・と聞いています。「竹風」はまさに現在唯一残った東京駒の本流と申せましょう。
書体は「淇洲(きしゅう)」、明治・大正期に活躍した酒田の竹内淇洲の銘です。「関根(十三世名人)の出世駒(通称関根錦旗)」として有名な書体です。棋士の先生にもファンの多い縁起の良い書体です。
本作は木地が秀逸、御蔵島産黄楊孔雀杢。薩摩黄楊の孔雀杢は比較的見かけますが御蔵黄楊の孔雀は非常に貴重です。御蔵島から直接黄楊の原木を仕入れ自ら成形する師ならではです。全ての駒の表裏を私のHPにUPしてございます。是非ご覧下さい(木地種表記は私見です、写真でご確認をお願い致します)。
15年ほど前に有名老舗専門店にて80万円ほどで購入いたしました。
数回棋譜を並べた程度です。ほぼ新品同様のレベルです。漆のヘリはありません。
余り歩は2枚です。
サイズ(縦*横*厚さ) 王将32.7*28.0*8.8 歩兵27.2*22.2*7.7
写真の仕切り・ガラス内蓋付桐製高級平箱が付属いたします。
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