▲香園作錦旗島黄楊盛上将棋駒▲桐製平箱付
「香園(かえん・こうえん、2説あります)」は明治期〜昭和初期の山形の将棋強豪遠藤弥太郎が酒田の竹内淇洲から贈られた銘、というのが通説のようです。が、「駒の家(淇洲が実質的オーナーであった駒制作販売店)」のブランドであったようです。
本作はおそらく(「淇洲」の彫り駒がほぼ専門であった遠藤の手ではなく)静山(金井静山1904〜1991)の手では・・・、と思いますがハッキリいたしません。
とまれ、山形の強豪遠藤弥太郎、「関根の出世駒」で有名な酒田の竹内淇洲、東京の天才駒師金井静山・・・。登場するメンバーの華麗さだけでも十分面白い駒ではあります。
書体は静山が得意としていた「錦旗(きんき)」。木地は御蔵島黄楊、板目混じりです。
金将の2枚に僅かな漆のトビがございます。その他使用によるスレ・極僅かな漆のヘリ等の使用感がございます。
余り歩は1枚です。
サイズ(縦*横*厚さ) 王将31.1*28.2*8.5 歩兵25.7*21.2*7.7
写真の内蓋付桐製平箱が付属いたします。
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