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升田幸三直筆/扇子・大皿・小型色紙・寄書扇子(K741)


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　扇子は升田生涯の旗印「新手一生」。
　大皿は同じく「新手一生」。ご旅行に行かれた際に「焼き物の里」で書かれたものと伺いました（「生」が面白い）。
　小型色紙は「将棋三昧」。昭和23年といえば「錯覚いけない。よく見るよろし。」と升田が駒を投げたと伝えられる、高野山の決戦の年（23年2月）。この年から升田は木村名人・大山八段と数々の死闘を繰り広げることとなります。「将棋三昧」。升田の覚悟が偲ばれます。
　寄書扇子は名人・王将・九段升田幸三、「前名人」大山康晴・・以下略。大山の「前名人」という肩書は私の知る限りこの扇子だけです。



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